2009.3.12六本木morph tokyo

メリディアンローグ・ライブ写真&レポート 

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2008年10月以来、約5ヵ月ぶりのメリディアンローグのライブ!
待ちに待った久々のライブは、
会場に来たファンはもとより、
何よりもメンバーがうれしそうだった。

楽しんでいる様子がにじみでていた、ボーカル涼さん。
気持ち良さそうにギターを手にしたギター長田さん。
サポートよりメリログのライブが一番楽しいというドラム海保さん。

どちらかといえばライブより、
音源制作主体のバンドといいながら、
躍動感に満ちあふれたライブを見て、
喜んだファンも多かったに違いない。

しかも、ワンマンライブでないにもかかわらず、
新曲含む7曲を披露!
メジャーデビューアルバム「アースボール」から、
中核をなす曲たちが演奏された。

<セットリスト>
1:エレメント
2:スターフライト
3:蒼星の系譜
4:悲鳴
5:機械仕掛けのハート(新曲)
6:パノラマ
7:透明な羽根

久々のメリログライブを見て思う。
時にファンが固唾を飲んでじっと見守りながら、
聴き入る曲が何度もある。

ライブがただ“盛り上がる”だけでなく、
ライブが終わった後も余韻が残り、
家に帰ってまたCDで曲を聴き直したいと思う。
それが他のバンドとは違うメリディアンローグの魅力なんだと、
あらためて久々のライブを聴いて思う。

新曲も社会的なメッセージ性の強い曲だが、
「悲鳴」にしても「透明な羽根」にしても、
曲を聴いていると歌詞が心に染み渡っていくような、
そんな感慨がある。

新曲「機械仕掛けのハート」も、
今をまさにテーマにしたような曲だ。
涼さんから曲紹介の中で、
昨今の派遣切りなど、人を切り捨てる風潮を、
船にたとえて、誰かだけを船から降ろしてもいいのか、
みんなで船に乗って生きていく方法はないだろうか、
といった問いかけがあった。

常に今の社会と向き合いながら、
それを音に託して奏で続けるメリディアンローグ。
だからきっとその場で聴いて終わりではなく、
僕らの心の中にいつまでも“ひっかかり”を残していく。

すでにアルバムを作れるぐらいの新曲のストックがあるという、
メリディアンローグ。
次回のライブやアルバム発売時期などは現段階では未定だが、
そう遠くない未来に、
またすごい曲群を発表してくれるに違いない。

そんな期待を感じさせるライブだった。