2010.8.26ZeppTokyo

メリディアンローグライブ写真&レポート 

メリログ応援サイトトップ メリログ公式HP


























































































































<ライブレポート>
メリディアンローグ史上最大規模の会場となる、
ZeppTokyoでのライブが行われました!

セットリスト
1:翠星コンパス(新曲)
2:パノラマ
3:アンバランス
4:透明な羽根

このライブは「劇団VitaminX」のプレイベントの中で行われたもの。
人気乙女ゲーム「VitaminX」が舞台化され、
9月26日(日)〜10月4日(月)まで公演が行われる予定で、
この「劇団VitaminX」の公式サポートソングとして、
メリディアンローグの新曲「翠星コンパス」が選ばれたことから、
「劇団VitaminX」とのコラボでライブが実現したものです。

プレイベントは14時〜16時。
メリログの出番は15時半。
これまで300人規模のライブ会場で、
ライブをしたことがあるメリログとはいえ、
椅子使用で1200人規模、スタンディングで2700人規模の、
ライブ会場で行うのは初めて!

今年になってライブ回数が増え、
どこの会場に行っても緊張することなく、
ライブ慣れしてきているメリログが緊張している!

それはそうだろう。
規模が大きいだけでなく、
なんせ今回のお客さんはほとんどメリログを知らない・・・。
しかも今回のお客さんはライブ目当てには来ていない。

「もしかしたらメリログのライブの中で、
最もアウェイなライブなんじゃないか」
とかなり不安な懸念もあった。

と、ところが!
メリログが登場するなり、
ボーカル涼さんが発した第一声に、私は度肝を抜かれた。

「みんな立って楽しみましょう!」

座席指定でこれまで劇団のトークショーを聞いていた観客が、
見たこともないバンドにいきなり立つか・・・
と思ったところ、なんとみんなすっと立ち上がる。
そのあたたかな流れの中で、
プレイベント最中流れていた、
「劇団VitaminX」公式サポートソングの、
「翠星コンパス」を演奏がはじまるととってもいい雰囲気に!

メリログファンにとっては、
突然の新曲発表かつ平日昼間のライブとあって、
行けなかった人も多かったと思うけど、
この新曲「翠星コンパス」素晴らしいですよ!

とっても明るく前向きなポジティブな曲。
考えてみればこれほど明るく前向きな曲って、
メリログの曲群の中には意外とないかも。

曲を聴くとすべての霧が晴れて、
真っ青な空が広がり、
自分がどこまでも飛んでいけそうな、
万能感を覚えるような、テンポよく明るい曲調。
希望の光を指し示してくれるコンパスみたいな曲。
メリログっぽいんだけど、
今までになかったメリログ曲はしびれます!

1曲目が終わると、涼さんが少しMC。
いつになくむちゃくちゃ緊張しているMCで、
ある意味、とっても新鮮だった。
さすがに涼さんでも緊張するんだと。

でも会場はとってもあたたく見守ってくれる雰囲気。
「僕らの代表曲パノラマを聴いてください!」
という紹介とともに、「パノラマ」が始まると、
なんと自然に手拍子が!

やっぱり「パノラマ」って曲は改めてすごいなと。
万人に通用する曲というか、
すぐにとっつきやすい曲というか。
「パノラマ」でよりステージと観客の距離が近くなった感じがした。

メンバーにとってもライブ初披露の新曲「翠星コンパス」より、
これまで何百回と演奏してきたであろう「パノラマ」のせいか、
緊張が少しほぐれてきた感じに。

さあここで一気にたたみかけるぞ!というところで、
な、な、なんと、バスドラムが破れるというハプニングが!

「パノラマ」終了後、ファンにとってはうれしいお知らせが目白押し。
あまりに多すぎて、それを発表するドラム海保さんの手には、
何をしゃべるかメモ書きしてあったにもかかわらず、
突然のトラブルに海保さんは告知ができず、
ドラムの応急処置に追われている!

それを見たボーカル涼さんが代わって告知。
@ライブ会場限定、4曲入りシングルCD発売!
(「翠星コンパス」「フェイクワード」
「ジャンクション」「機械仕掛けのハート」の4曲収録1000円(税込))
A11.19に六本木でワンマンライブ決定!
B11月にアルバム発売!

告知を終えてしばらくすると、
破れたバスドラをガムテープで貼るという応急処置終了。
しかしこのトラブルがむしろ観客の心をつかんだかも。

ドラム海保さんが「実はバスドラが破れたんです!」というと、
観客は思わぬトラブルにびっくり。
「でもそういえば前にライブがはじまる直前まで、
ベースが現れないということもあった」と、
今年一番の騒動を話すと、観客からにこやかな笑いが。

「なんかトラブルバンドみたいですけどそうじゃないですから!」
という海保さんの笑いと同情を誘う話が、
かえってメリログを知らないお客さんの心をつかんだ。

ドラムの応急処置を終えると今度は「アンバランス」!
1曲目、2曲目がポップな優しい曲調だったところが、
一転してロックな感じの激しい曲調に代わって、
これはまたこれでメリログの違った一面を見せる効果はてきめんだった。
なんといってもすぐにノリやすい曲だし。

そして最後はうってかわってバラード「透明な羽根」。
マイクアカペラバージョンではじまる「透明な羽根」。
涼さんの声がZeppTokyoに響き渡り、
思わずじんとして涙が出てきそうな感激。
ポップな曲、ロックな曲、最後は歌声を聴かせるバラードと、
短いながらメリログの多彩な面を凝縮して見せた、
素晴らしいライブだった。

ライブが終わると、メリログは一目散に物販スペースに。
物販はイベント終了の16時から。
物販といってもメリログのシングルCDを売るだけでなく、
「劇団VitaminX」のポスターや写真やグッズを売る“仕事”。

しかしこれがまたよかった。
「劇団VitaminX」目当てで来たお客さんが、
物販担当がさっき出ていたバンドさんとあって、
結構CDを買ってくれる!
「ドラム大丈夫ですか?がんばってください!」
「すごくおもしろかったです」「よかったです」
といった声が多く聴かれ、
新たなメリログファンが増えたイベントとなった。

トラブルもあり珍しく緊張もあり、
見知らぬお客さんを前にした短時間のライブだったが、
メリログにとっては新たな飛躍となったライブとなっただろう。

そしてファンにとってもうれしいニュースが目白押し!
アルバム、ワンマンライブともめちゃくちゃ楽しみです!


メリログ応援サイトトップ

メリログ公式HP