メリディアンローグ・アルバム解説&裏話 かさこワールド   メリログ応援サイトトップ

・2007年9月1日 メンバーによるメリログアルバム全曲紹介&裏話!第一弾
私が一度ライブで聴いて、
あまりの素晴らしさに衝撃を受けたバンド、メリディアンローグ。
2007年8月現在、ニューアルバムの制作に注力しているため、
表立った活動が少ないメリログですが、
過去のアルバムの名作を振り返るべく、
2007年8月16日、月島の某串焼き屋にて、
メンバーにインタビューしてきました!

●序:気になるメリログ近況は・・・
涼 :今、ライブで試聴CDにパノラマを配ってますけど、
いますぐにでも早く新曲を配布したいぐらい、
そのぐらいいい曲がいっぱいできてます!

海保:マクロポリスを超えるすごいのができると思いますので、
みなさんに聴かせることができるのが、
いつになるかはまだわかりませんが、ぜひお楽しみに!
涼 :死角がないパーフェクトなアルバムになるでしょう!
長田:いい意味ですごくマニアックかも。
海保:でも歌詞も随分わかりやすいものになっているし。
長田:伝えることをすごく重視したから。

涼 :わかりやすさと芸術性というかかっこよさを、
いかに両立させるかに苦心した末にできあがった渾身の一作です。
それにしても、こんなに短期間で数多くの曲を書いたのははじめて。
とにかくこの4〜5ヵ月で20曲は作りましたので、
ぜひ楽しみに待っていてください。

●記念すべきメリログ現体制の原点!1stアルバム「Prelude」
01.inter#1[Prologue] (Music: 齊藤 涼)
02.イカロス (Words&Music: 齊藤 涼)
03.inter#2[Nothing] (Music: 齊藤 涼)
04.空白の日々 (Words&Music: 川之上 英知)
05.inter#3[Limit] (Music: 齊藤 涼)
06.チャイム (Words&Music: 齊藤 涼)
07.Starry Night-Unplugged Style- (Words&Music: 齊藤 涼)

・実は3部作の予定はなかった??
ーー記念すべき3部作の第1部ですが・・・

海保:っていうか、実はもともと3部作の予定じゃなかったんですよ!
涼 :そうそう!
海保:2枚目のアルバムをどういう風にしようかって話になった時に、
はじめて3部作にしようかって話が出て・・・
涼 :それで1stアルバムに入っている「inter#」を、
1枚目から3枚目までずっと通し番号にしようってことになり・・・
長田:じゃあアルバムジャケットも3枚集めたくなるように、
並べるときれいになるようにしようってことになり。
海保:それで2ndアルバム制作の前に3部作にしようって決まったんです。

涼 :タイトル名はメリログのメンバーが変わって、
現在の新しいメンバー体制になったことから、
「ここからはじまる」みたいな意味でつけました。

ーー「Prelude」についてメンバーの想いは?
涼 :自分がメイン作曲者になってはじめてのアルバムということで、
どうなるか心配だったけど、逆に自分が好きなようにこだわって作れるってことが、
すごくうれしかった。
でも、自分の曲が受け入られるかは心配だったんですが。

長田:自分がメリログに入ってはじめて作ったアルバムということで、
自分的にはすごい想い入れがあるアルバムなんです。
このアルバム制作でメリログの結束力ができた大切な1枚です。

海保:メンバー入りたての頃の懐かしいアルバム。
なんといっても「イカロス」は未だにおすすめしたい素晴らしい曲です!

ーー名曲「イカロス」についての思い出は?
涼 :実は「イカロス」は、
2枚目のアルバムに入っている「N」とか「EXIST」、
3枚目に入っている「バベルの塔」より後にできた曲なんです。
「イカロス」ができた時に聴いてもらうと、
すごくいいってメンバーから言ってもらって、
それで新生メリログの記念すべきアルバムの、
一番はじめの曲にすることにしたんです。

長田:今でもライブで大事にしている曲。
この曲でメリログがはじまったといっても過言ではない!
メンバー全員が想い入れがあると思います。
海保:メロディーがきれいだし、メッセージ性もいい。
毎週のようにやっていた路上ライブでも、
明らかにウケがいいので、3曲に1回ぐらいはやってました。
まだ曲数が少ないってのも理由ですが(笑)。
涼 :この頃のメリログにとって「イカロス」は4番バッター的存在。
路上ライブするようになってからも、
20曲演奏したら7曲は「イカロス」やってたくらい。

海保:そういえばこの「イカロス」ではじめてのファンがついたんだよね!
涼 :まだ路上ではなくライブハウスでやっていた時のこと。
聴きにくれるのはほとんどが知人・友人。
そんな中で「イカロス」をライブで聴き、
すごく感動したと楽屋に来てくれた方がいたんです。
海保:「イカロス」ではじめてファンを作れたのかなと。

ーー「イカロス」はどのようにして誕生したのですか?
涼 :僕の作曲では珍しく、
先に「翼」というモチーフがあって、
それに合う曲って何だろうって考えて生まれました。
シャワー浴びていて突然思い浮かんで、
急いで服も着ないで記録したのを今でもよく覚えてます。

1枚目のアルバムを作る前に、
音楽の制作環境を一念発起してがらっと変えたんです。
パソコンや音楽ソフトなどをすべて入れ替えて。
新しい環境での作曲をいろいろ試行錯誤していた中で、
自然体で作ることができたのがこの「イカロス」だった。
だから曲的にはすごいシンプルだけど、心に響く美しいメロディーができた。
自分の中で作曲の方程式ができた!って感触をつかんだのが、
この「イカロス」なんです。

長田:ギターフレーズも相当考え、時間もかけました。
メリログとしてプッシュしていく大事な楽曲になるだろうと思ったので。

ーーでは1曲目のinter#1[Prologue] から紹介を。
涼 :曲と曲との間に「inter#」という間奏曲を、
1枚目〜3枚目のアルバムまで入れました。
それは曲と曲とをスムーズにつなぐためのもので、
自分がよく聴いていたアーティストのCDに間奏曲が入っていて、
そういうがあったらいいなと思っていたので入れました。
inter#1[Prologue]は、物語の幕開けを感じさせる序曲です。

ーーではイカロスはすでに語っていただきましたので、
3曲目のinter#2[Nothing]について。

涼 :この頃、DTMに目覚めたので、
サンプリングCDから足音とかドアの音とかを入れました。

ーー4曲目「空白の日々」について。
涼 :元ベースの川之上の唯一の作詞作曲です。
他の曲とは雰囲気は違うけど、
このアルバムのこの位置には結構合っていると思います。
海保:「この曲がすごい好き!」って人がたまーに現れるんです。
長田:イントロのアコギは指弾きに初挑戦!
ギターアレンジはその時の勢いで録りました(笑)。

ーー5曲目inter#3[Limit]について。
涼 :次の「チャイム」とインテンポでつなぐため苦慮しました。
この曲は「チャイム」と合せて1曲と考えてもらえれば。

ーー6曲目「チャイム」について。
涼 :ずーとループなんだけど妙に好きなんですよね。
この曲と「レプリカ」は同じ系統だと思ってます。
海保:最初、聴いた時はピンと来なかったんだけど、
中毒性がある曲なんですよね。
長田:コードはループしてますが、何気に聴き応えがあります。
ギターは2分ぐらいで録り終りましたが(笑)。

ーー7曲目「Starry Night」について。
涼 :この曲は自分にとってかなり思い出深い曲。
僕の作った2曲目の曲で、昔のメリログメンバーに、
はじめて自分の作った曲で「いいね」って言ってもらったんです。
ちなみにはじめて作った1曲目はボツになっちゃった。

海保:路上ライブでアレンジ版を結構やった。
夜になるとホント雰囲気が合っていい曲ですよー。
長田:この曲で実は僕、ギター弾いてないです(笑)。
弾いているのは、川之上さんと涼さん。
あの頃は、ほとんど指弾きできなかったんで。

涼 :「Starry Night」も2ndアルバムの最後の曲「Fragment-Style」も、
おまけ的存在というか、かつて作った中で救い出した曲で。
曲が3曲だけじゃ少ないから、
もう1曲、何かないかなと思い、最後に入れました。
3部作のストーリー的には1枚目の「チャイム」から、
2枚目の「N」につながる感じではあるのですが、
1枚目のアルバムの締めくくりとしてはいい位置だと思います。

ーー曲数が4曲と少ないのは?
海保:4曲入りで500円のCD3枚と、
12曲入りで1500円のCD1枚だったら、
どっちの方が買ってもらいやすいかって考えて、
曲数少なくしても安くしようってことで、4曲入りにしたんです。

涼 :前のメンバーのメリログで13曲入りCD1500円で出したんだけど、
あまり売れなかったこととかも影響している。
聴いてもらう人にとにかく手に取ってもらいやすいようにと。
それでこの曲数になりました。

●粒ぞろいの名作が詰まった2ndアルバム「MANA」
01.inter#4[NAME] (Music: 齊藤 涼)
02.N (Words&Music: 齊藤 涼)
03.inter#5[LIFE] (Music: 齊藤 涼)
04.EXIST (Words&Music: 齊藤 涼)
05.inter#6[CLEAR] (Music: 齊藤 涼)
06.MELLOW (Words&Music: 齊藤 涼)
07.Fragment-Style MANA- (Words&Music: 齊藤 涼)

ーー「MANA」のタイトルの意味は何ですか?
涼 : 「MANA」というのはハワイ語で、
自然のエネルギーとか生命力とかそういう意味だったと思います。
このアルバムで1人の“人生”を描きたいなと。
Nは、NameとかNewの「N」で、誕生というか夜明け。人生のはじまりですね。
誕生(N)から、今度は存在(EXIST)と続いて、
Mellowで「許す」というか存在肯定するという風になり、
そして最後のおまけ(笑)、Fragment-Styleで締めくくるという構成です。

海保:小粒だけど結構いい曲があるっていうのが、
このアルバムの特徴だと思います。

ーーではinter#4[NAME]の紹介から。
涼 :物語のストーリー的には、
1枚目のアルバムの「チャイム」とつながるように、
鐘の音が入っています。
誕生を祝福されたような、そんな雰囲気で作りました。

ーー「N」について。
涼 :「N」はNameやNewの「N」。
「イカロス」より前に作った曲なんですけど、
ピアノの旋律が美しいのが特徴。
ある意味ではすごくメリログっぽい曲だと思います。
ちなみにこの曲は3時間でできてしまいました!

長田:涼さんからデモをもらった段階から、
すぐにギターアレンジのイメージが湧いた曲でした。
海保:ライブや路上ライブでは1曲目によくやっていました。
ゆっくりエンジンをかけていくのにちょうどいい、
そういう意味でも“目覚めの曲”になってるんじゃないかと。

ーーinter#5[LIFE] について。
涼 :「N」が喜びだとするなら、「EXIST」はそれに対する疑問なので、
その橋渡しをする意味合いで作りました。
どろどろした感じがうまく出せればなと。

ーーそして「EXIST」。
涼 :「N」と「EXIST」は対称的な曲になっていて、
美しく穏やかな旋律の「N」とするなら、
荒々しく激しいのが「EXIST」。
マイナー調は不得意だったんだけど、がんばって書きました。
でも未だに人気があるのでうれしい。
3小節目の「繋いだきず『ながー』」の部分がポイントです。
歌詞は「存在」についての疑問がテーマ。

長田:この曲のギターソロはじっくり考えて作りました。
今でも気に入っているソロの1つです。

海保:CDで聴くとテンポはそんなに速くないんですけど、
ライブではかなりテンポを速くして演奏してます。
涼 :「EXIST」はもともとデモがあったんだけど、
スタジオに入ったアレンジの作業で、すごく化けた。

ーーinter#6[CLEAR] について。
涼 :次の「MELLOW」と調を合せていて、
アルペジオフレーズ1本で突っ切った曲です。

ーー「MELLOW」について。

涼 :「EXIST」のアンサーソング。
存在への疑問の「EXIST」に対して、存在肯定の「MELLOW」。
アコギを買ってうれしくってこの曲を作りました。
「ソレイユ」と同時にメンバーに聴かせて、
海保君が好きっていってくれたのがうれしかった。
このためにピアニカを購入した!

長田:この曲は聴けば聴くほどよくなる「スルメソング」。
アコギのどこか切ないイメージをうまく表現していると思います。

海保:今までアルバムを出す度に、
1曲入り試聴用無料CDを配布しているんですけど、
「MANA」の時は実はこの「MELLOW」だった。
涼 :そうだっけ?!そっか!
海保:ただインパクトが強い曲ではないんで、
少ししか配らないうちに「イカロス」配布に戻したんで、
「MELLOW」のCD持っている人はかなりレアですよ!!

涼 :実はここに「ソレイユ」を入れようか、
「MELLOW」を入れようか迷ったんです。
「ソレイユ」は次のアルバムのメインにしようってことで、
「MELLOW」になったんですよ。

ーー試聴用無料配布CDの変遷は?
海保:イカロス→MELLOW→イカロスに戻して、
ソレイユ→フェアリーテイル→パノラマという順番です。

ーー最後の曲「Fragment-Style MANA-」について。
涼 :すごく古くに作った曲で、
原曲は以前のメンバーにライブでやろうって言ったけど、
けられてしまった。
以前のアルバムにも強引に入れたんだけど、
新生メリログのアルバムにももう一度入れたかった。
これをさらにアレンジした「Fragment2005」は今でもすごくお気に入り。
海保:バンドアレンジはほんとキレイ。すごい好き。実は。

ーーこの頃の思い出は?
長田:2枚目のアルバムまではCD手作りだったんで、
わざわざ「CD作りの日」とかいって集まって、
延々みんなでCDR焼いたりジャケット印刷したり、
袋詰めしたりしていました(笑)。
涼 :手作りは大変ってことと、
手作りCDは聴けないデッキがあったりする問題もあるので、
それ以降のアルバムはプレス業者に頼むことになりました。
それで今、この2枚はダウンロード販売になってるんです。

海保:1枚目、2枚目とすごくCDが売れて、
今まで持ち出しで音楽活動をやっていたのが、
そのおかげでプラスに転じることができて。
そういうことがさらなるモチベーションとかにつながっていった。

涼 :ほとんどのバンドは持ち出しだったから、
プラスに転じるってほんとすごいことだなと。
海保:今までいろいろなバンドを経験してきたからわかるけど、
持ち出しになるかプラスに転じるかみたいなことは、
バンドをやっている側にはすごく大きなことで、
持ち出しが続くと、バンドが短命に終わってしまうケースも多くあったので。
この頃から、メリログでプロをめざそうっていう気持ちを強くしました。

メンバーのみなさん、ありがとうございました!
次回は3rdアルバム「SIN」、4thアルバム「アクアリウム」をご紹介します。

●かさこによる「Prelude」「MANA」解説
3枚目の「SIN」を含めて3部作だが、
メリログのアルバムを通して聴いてみると、
1枚目、2枚目が初期メリログの初々しい感じがあり、
激しい曲より聴かせる音楽に徹したアルバムという感じがして、
この2枚は曲の構成が見事にそろっている。

そのような意味からすると、
3枚目「SIN」からまた新たなメリログというか、
さらに歌詞や楽曲が俯瞰的・社会的になった印象を持ったので、
1枚目2枚目のアルバム紹介で一区切りとさせていただいた。

「Prelude」「MANA」は、
自らの殻に閉じこもってしまい、「飛べなく」なってしまった人に、
厳しい現実を見据えながらも優しく語りかけるアルバムだと私は思う。

歌詞から一貫して受け取れるのは、
マイナスに落ち込んでしてしまった人の、
新たなスタートの旅ともいうべき感じで、
歌われている主人公は、
何らかのコンプレックスや厭世観、閉塞感を持っている。
でもそこから抜け出そうという旅が、
まさに「イカロス」からはじまる。
飛べない翼を広げて、太陽に手が届くために。

こうしたテーマが、閉塞感に満ちた、
現代日本社会に生きる若者に共感を呼ぶのだと思う。
そうした「絶望」「失望」といった感情を、
歌詞にのせてストレートに歌ってみせながらも、
どこかであきらめてはいない、
いや、あきらめてはいけないと、
強く心を揺さぶるメッセージが見え隠れする。
それがある意味では「神」にすがることなく、
自力で歩くことからはじめるべきだという、
涼さんの強いメッセージとなって表れているように思う。

現代社会をテーマにする楽曲は多いが、
メリログの新しさというかオリジナリティは、
それを詞、曲ともに、神話的、ファンタジー的世界観で描いて見せたことにある。
それが暗喩となってリスナーの心にじわじわと沁み込んでいく。

〜「Prelude」歌詞分析〜
「イカロス」で再び飛ぶ決意をしたものの、
「痛みと絶望の中で生き続け」ねばならない「空白の日々」が待ち構えている。
でもそこには闇だけが覆い尽くすのではなく、
木漏れ日や暖かい声もあり、
心の闇の中で一筋の光を見出す決意を新たにする。

こうした日々から脱出するための「チャイム」が鳴り響き、
悪い夢から目覚め、逃げ出したいという思いを抱く。

見上げれば漆黒の闇の夜空には、
彩る宝石のような星が輝いていて、
光の海を漂う旅人になることを思い、幕が閉じる。

〜「MANA」歌詞分析〜
夜に輝く星空が終われば、新しい夜明けとともに青空が広がる「N」。
名前のない僕が名前をつけられて、
この世の中を生きていく。

しかし眠りから現実に目を向けると、
痛みや傷ついた中で、運命に抱かれ、
絡みとられた抗いがたい「存在(EXIST)」が待ち受けていた。

そうした傷ついた生の中で、
時には光が射し、地平に降りそそぐ青は未来を照らす「MELLOW」。
存在を肯定することから、苦しい現実も楽しい現実も、
その両面に目を向け、立ち向かうことから、
本当の生がはじまる。

こうして、「イカロス」からはじまった、
現代社会に生れ落ちた人々の旅を、
楽観もせず悲観もせずに、生きていこうという姿勢が、
一貫してこの2枚のアルバムから伝わってくる。

そのようなコンセプチュアルな3部作のアルバムにあって、
2枚目最後の「Fragment」は、
本編とは直接的な関係はないものの、
メリログにしては珍しい「恋愛」的ソングなのかとも、
受け取れないこともないが、
1枚目、2枚目の曲で数は少ないが、
出てくる歌詞の「君」という言葉は、
もしかしたら恋愛パートナーとしての「君」ではなく、
自分自身の暗喩というか、
「もう1人の自分」を表しているのかななんて思いながら、
曲を聴き、歌詞を追っていくと、
そこにはまた深い意味が偲ばせているように思えて、
それもまた楽しいと思う。

そんな風に、メリログの曲は、
すごく美しくてきれいで、
メロディ的にすっと入ってくる聴き心地の良さがある一方、
詞や曲を読み解いていくと、思わぬパズルの完成図が立ち表れる、
そんなおもしろさというか奥深さも秘めているので、
何度も聴き入ってしまう魅力があるのかなと、
一ファンとして思っている。

メリログの原点とも言うべき萌芽が詰まった1枚目、2枚目アルバムは、
ダウンロード販売のみですが、
「マクロポリス」や「アクアリウム」「SIN」をまず聴いてみて、
気にいたら、購入して聴いてみるとよいと思います。
もちろんひとまずメリログ名作「イカロス」のみを、
試しに購入して聴いてみるのもよいと思います。

アルバムの試聴およびダウンロードは、メリログ公式サイトから。
http://meridianrogue.com/