別子銅山廃墟写真

かさこワールド























































































































































すごい廃墟に行ってきました!
愛媛県新居浜市の別子銅山跡。
“東洋のマチュピチュ遺跡”といわれるぐらい、
世界遺産級のド迫力の廃墟でした!

しかもここ合法で見学できます。
廃墟というと立入禁止で様々な危険が伴うわけですが、
ここ別子銅山はきちんと管理されていて、
誰でも自由に見学できるようになっています。

廃墟の聖地といえば足尾銅山ですが、
7月に行ったものの精錬所跡は企業の敷地となっており、
立入禁止で立ち入った場合は警察に通報するとのことで、
到底進入できるものではなかったが、
足尾銅山なんかよりこっちの廃墟の方が、
はるかにすごいんじゃないかと思う。
しかも堂々と見学できるし。

別子銅山に行くかどうかは迷っていた。
というのも検索するとマイントピア別子銅山というのが出てきて、
こちらはちゃっちいテーマパークの様相だったからだ。
観光地化された廃墟に入っても仕方がないと思っていた。

ところがテーマパーク化されたマイントピア別子銅山施設から、
さらに車で20分ほど山道を行くと、
東平(とうなる)地区というエリアに、
すごい銅山廃墟があることを発見!
こちらもマイントピアの管理との位置づけだが、
観光地化=テーマパーク化された様子はなく、
そのまま廃墟を見られそうだった。

そこで、瀬戸内海の島めぐりの予定を変更し、 急遽、別子銅山へ。
行ってみたけど東平地区の銅山廃墟は半端なくすごかったです!

標高750mの山中にある銅山廃墟。
車が到底すれ違うことのできない急で狭い山道を登っていくと、
この廃墟群があります。
建物内廃墟を見学できる場所もあり、
廃墟好きにはたまらない場所。
かつてはこの山奥に約3800人が住み、
学校、病院、娯楽場もあったとか。

マイントピア別子銅山本館の方は、
入場料1200円もとられて、
テーマパーク化された銅山跡見学となってしまいますが、
この東平地区は無料で自由見学できる。
危険区域に柵はあるものの、
廃墟に間近まで近寄ることもでき、
犬島のように妙な新施設を作ってしまうこともなく、
廃墟をそのまま見学できるようになっています。

ほんとすごい廃墟ですので、
ぜひ行ってみるとよいかと思います。



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