2010.2.3六本木morph tokyo

メリディアンローグ・ライブ写真&レポート 

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ライブ写真&レポート
2.3に六本木morph tokyoで行われた、
メリディアンローグのライブに行ってきました。
同日配信した新曲シングル含め、
7曲演奏しましたが、なんとあの曲がない!

<セットリスト>
1.ライカ
2.蒼星の系譜
3.ジクソーパズル
4.悲鳴
5.ディストピア
6.スターフライト
7.アンバランス

そう「パノラマ」がない!
「パノラマ」がセットリストにないライブって、
私の知る限り、はじめてだと思う。

それは、きっとここ最近悩み続けてきた、
「パノラマ虜囚」から脱した証ではないか。
私的にははじめてメリログ聴いて、
脳天かちわられるほど衝撃受けたのは、
「パノラマ」ではなく、
「蒼星の系譜」や「ストリングス」だったんだけど、
万人受けするというか聴き心地がすごくいいという意味では、
カラオケにも入っている「パノラマ」は、
やはり圧倒的な存在感を持っていて、
メリログらしい代表曲であることに間違いはない。

そんなこともあって必ずライブでは、
「パノラマ」が披露されていたんだけれど、
はじめてセットリストから外したという意味で、
2010.2.3はメリログにとって、
大きな転換点になったライブかもしれない。

それにしても今回もまたすさまじかった!
1月の下北沢でのライブもすごかったけど、
それに輪をかけてものすごい迫力だった。
「ライブ向きというより、音源重視のアーティスト」
と一昔前に言われたこともあったかもしれないが、
ここ最近のライブは神がかっている!

1ヶ月前にライブをやったばかりで、
1曲目何をやるんだろうかと楽しみにしていたところ、
きたのは「ライカ」!
この曲、ライブで聴きたかった。
「アンバランス」と両面シングルの「ライカ」は、
激しい「アンバランス」よりテンポは落ち着いていて、
とっても聴き心地がよい曲なんだけど、
ライブで聴くと迫力が違う!

迫力があるのは「パノラマ」より、
よりギターのエッジを効かせて、
力強い形で進化させたからかもしれない。

いろいろな問題が連鎖していく、
意味深な現実世界の実相を、
歌詞からだけでなく、
メロディーからも伝わってきて、
延々ループしているような、
そんなマクロな世界観が目の前でばっと広がる感じ。

そんな世界観を連鎖させていくように、
2曲目は「蒼星の系譜」!
なんか久しぶりにライブで聴いたという感じがして、
個人的にはとってもうれしい選曲。
この曲もまた年々迫力が増している。
リズム感がよくて聴いていると、
自然と体が動いてしまう。
この曲を聴く度に思うんだけど、
「蒼星の系譜」を“発明”したメリログはすごいと思う。

ここで一度、MC。
3ヵ月連続配信シングルの話とともに、
同日配信となった新曲「ジクソーパズル」を披露。

配信となってからずっと繰り返し、
この曲ばかり聴いていたんだけど、
ライブで聴いてもほんとあらためていい曲!

「そういえばメリログはこんなこともできるんだ」

最近は激しい曲調が多いだけに、
「パノラマ」を感じさせる、
ミドルテンポで心地よい曲って、ある意味、新鮮。
「パノラマ」+「エレメント」+「ライカ」をミックスしたのが、
この「ジクソーパズル」って感じ。
サビのところとかほんと気持ちいい〜。
曲出だしのギターのイントロとか、
間奏中のギターソロとかもすごくいいし。

ずっと前から原型はあり、
あたためていた曲ながら、
サビで悩んで世に出なかったという。

「パノラマ」を超える曲を目指して
何曲も作っていたときにできた1曲だったのですが、
この曲ほどサビを作り直した曲はない、というくらい熟考を重ねました。
〜新曲「ジグソーパズル」に込めた思い(涼さんの日記より)

それが「ジクソーパズル」というモチーフが浮かんだ途端、
すべてのピースがはまっていくように、
あっという間に見事な曲が完成したというこの曲。

今回のライブで「パノラマ」がなかったのは、
「パノラマ」を超える曲「ジクソーパズル」があったからかもしれない。

そして4曲目にきたのは「悲鳴」。
「ジクソーパズル」でパノラマ超えを感じながら、
鬼気迫るものすごい迫力の「悲鳴」を聴いて、
あらためてメリログのすさまじさを感じずにはいられなかった。

1月の下北沢ライブの「悲鳴」もすごかったけど、
今回もすさまじかった。
神がかっている!

「悲鳴」をやると“ライブの神”が舞い降りてくるよう。
まるでメリログはカミサマの触媒に過ぎず、
神の予言を代弁するかのように、
肉体を提供し、それを音楽で表しているような。

地球の悲鳴。
声にならない内なる衝動。
溜め続けられてきたエネルギー。
心に巣食う病魔・・・。

それを一挙に解き放った時の、
すさまじいまでの迫力。

よくミスチルの桜井さんも、
曲や歌詞が天から降ってくるみたいな、
言い方をする時があるけど、
メリログの「悲鳴」はまさにそんな感じ。
天命によりこの曲をカミサマが授けたような。

「悲鳴」1曲を聴くだけでも、
ライブに来た甲斐があったと思えるすごさだった。

ここで再びMC。
なんと3/30にもライブが!
しかも3マンライブなので、
ワンマンに及ばずとも、かなりの曲数聴けそうな!

MCを終えると涼さんがギターを持つ。
ギターはワインレッド色のかっちょいい、
おニューのもので、ライブ初登場。
オートチューニングのギターだそうで、
楽屋でうれしそうにギターを持つ涼さんが印象的だった。

そう、ギターを持つということは「ディストピア」。
この曲は盛り上がる!
ピアノ主体からギター主体のメリログに変わった、
転換点となる曲なんだけど、
メリログにものすごくハマっているのが「ディストピア」。
この曲、カラオケとかで歌いたいな。
みんながノリにのって歌える、
軽快で心地よい感がたまらないです。

そして続けて「スターフライト」。
すっかりライブの定番になった曲。
何度聴いてもこの曲は盛り上がる!
「ディストピア」よりもさらにテンポアップして、
体を動かさずにはいられない。

メンバーもものすごく気持ち良さそうに演奏し、
細かいこと気にせず動き回れ!みたいな、
躍動感が伝わってきて、勇気がわいてくるよう。

そして最後は「アンバランス」。
怒涛の3連発。
「ディストピア」「スターフライト」「アンバランス」。
すっかりライブの締めに定着した「アンバランス」。
最新CDシングル曲でもあり、
「パノラマ」に代わって公式ホームページでも、
BGMとして流される曲だけあって、
文句なしにいいです!

「アンバランス」ははじめてメリログを聴く人でもノレる、
いい意味でのシンプルさがある。

ライブで演奏する度に「アンバランス」もまた迫力を増し、
メリログのライブのすさまじさがより磨き上がっていく。

そんなわけで充実の7曲。
3/30の渋谷RUIDO K2での3マンライブは、
さらにもっと曲が聴けそうなだけに、
より楽しみな感じがします!

※チケット予約はメリログ公式ページでスタートしてます。
http://meridianrogue.com/