冬のシルクロード 1999/11/17〜12/16

厳寒の、冬のシルクロード。
それでも僕は旅を続けていく。旅への情熱が続くかぎり。



 日本 (11/17〜11/20・1日目〜4日目) 

 中国 (11/21〜12/3・5日目〜17日目) 

 カザフスタン (12/4〜12/5・18日目〜19日目) 

 ウズベキスタン (12/6〜12/14・20日目〜28日目) 

 トルコ (12/15〜12/16・29日目〜30日目) 


 「冬のシルクロード」の写真のリンクもあわせてご覧ください。



(1999.11.29 氷点下5度の嘉峪関(万里の長城最西端)サイクリングにて)

・1999年12月17日・31日目・日本(番外編)
朝、成田空港到着。
家に連絡もなしに突然帰ってくると、実家の前にワゴン車が止まっていて、知らない人が出入りしていた。
一体何かあったんだろうか?と思ったら、父親が帰ってきた。

社内研修用のビデオを作るため、一般家庭の撮影場所ということでうちを使っていたのだ。
TBSの撮影スタッフがぞろぞろいて落ち着かないが、これはいい機会だと撮影見学をさせてもらう。
旅が終わってしまったという感慨より、これからやらねばならないことの多さにウキウキする。

賃貸住宅情報誌を買って、引っ越し先を探す。
とにかく今はプ−太郎なのだ。出来るかぎり家賃を抑えたい。
家賃3万円代で出来れば風呂ありがいいなと思ったが、そんな物件はない。
ところが家賃36000円でユニットバス付きの物件を発見。しかもロフトも付いている。
早速不動産屋さんに電話し、明日見にいくことにした。

1ヵ月ぶりぐらいでは、日本は久しぶりという感じはしないが、なんといっても食事がうまくてよい。

・1999年12月18日・32日目・日本(番外編)
日本帰国、翌日。
埼玉から電車で2時間半かけて横浜の不動産屋に行き、早速格安物件を見にいく。
横浜から相鉄線に乗ること12分。駅から歩いて10分。家賃36000円の割にきれいで快適。
洗濯機がおけない。冷蔵庫が小さいものしかおけない。電気コンロである。
そして何よりへんてこな電動ベッドがついている。という難点はあったものの、
天井は高いし、日当たりはいいし、ス−パ−は近いし、きれいだし、ユニットバスもついているし、礼金なし。
そして何より日本での自分の拠点を早く定めたいということもあって、速攻で物件決定。
早速契約をし、引っ越しも4日後に決定した。

物件を決めた後、念願の?!携帯電話購入。
引っ越しの準備もしなくてはならないし、旅行の写真整理や原稿書きもしなくてはならない。
昨日まで中央アジアを旅していたのに、何だか休むまもなく忙しい。

このスピ−ド感がたまらなかった。
次々と目的地を定めて駆け抜けていく。
僕の旅は、まだまだ終わらない。
日本に帰ってきて、そう思った。

冬のシルクロード完